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【第1幕】

いつの時代とも知れぬ架空の世界。

王子タミーノは大蛇に襲われ気を失いますが、三人の侍女に助けられます。そこに現れた鳥刺しのパパゲーノは大蛇を退治したのは自分だと嘘をついたのがバレてしまい口に錠を掛けらます。タミーノは、侍女に女王の娘パミーナの絵姿を見せられ一目惚れしてしまいします。

 

女王は悪人ザラストロに捕らえられた娘を救い出すようタミーノに頼みます。タミーノは魔法の笛を、パパゲーノは魔法の鈴をもらいザラストロの元に向かいます。神殿に忍び込んだパパゲーノはモノスタトスに捕らえられてるパミーナを見つけます。やがてタミーノも魔法の導きによりザラストロの前でついにパミーナと対面します。実はザラストロは悪人ではなく偉大なる人物であり、この世界を我がものにしようと企む夜の女王の野望の犠牲とならないようパミーナを保護していました。

【第2幕】

ザラストロはタミーノにパミーナを得るための試練を与えます。パパゲーノも恋人を与えてもらう代わりに試練を受けるよう命じられます。「沈黙」の試練では口を利いてくれないタミーノにパミーナは深く悲しみますが、続く火と水の試練はタミーノとパミーナが二人で力を合わせて見事に乗り越えました。

一方のパパゲーノは辛抱が大の苦手、試練には悉く脱落です。それでも最後には魔法の鈴の力を借りて可愛い娘パパゲーナと恋人になれました。

 夜の女王は侍女達と女王に寝返ったモノスタトスを引き連れてザラストロの神殿に侵入して行きますが雷に打たれ、深い闇の世界に落ちていきました。

 ザラストロは試練に打ち勝った二人を祝福し幕となります。

W.A.モーツアルト作曲

歌劇「魔笛」全2幕

あらすじ

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